会社の倉庫の中には変わった品物が色々あります。
その一つに竹で編んだ籠のような物??、、私が入社してからは全く触れたことがありません。
『これは何?何時どんな時に使うのだろう?』気になっていたのですが、
日々の忙しさに紛れ、忘れ、ふと思い出す・・・。
ある日の午後、それを払拭する好機が、来ました。
上司に『これは何ですか?』とうとうこの言葉言う時がやってきたのです!
長い間、気になっていた不思議な籠の正体を知る瞬間が・・・
『それは花籠だよ』と、、、
『花籠????』
10年以上前には使われていた”葬列”の道具???との事。
葬列とは昔、棺を自宅からお墓まで移動する列の事らしい。
銘旗・灯籠・先旗・生花・弓矢・松明・杖・香箱・写真・・・など順番に並び列をなして進みお墓へ
故人との関係で誰が何を持つかも決められていたらしい(地域によっても違うそうです)
そう、私が見たのは【花籠】で竹で編んで作ってあります。
昔、これをお手伝いの方々が色紙等で装飾し上に付いている籠の中に
硬貨と花吹雪になる色紙を入れ、葬列中に撒きながら進みます。撒いたお金は周りの方々が拾うそうです。
今と昔では、葬式の形式も大きく変わってしまい、昔ながらの風習もなくなってしまっているのだと実感しました。
今を生きている人たちの便利さか、故人を思う供養の気持ちか・・・。
どちらも選ぶ事は出来ないのかもしれません。
これから何年かしたら・・・葬儀はどのように変わっていくのだろう・・・?
昔ながらの風習を残していくのも私たちの仕事の一つなのかもしれません。
